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こるぽっくるについて

心にゆとりを持った暮らしをしたいと平成5年に上野村に移住し、元々ものづくりが好きだったので上野村森林組合と木まま工房で修行後独立。
メインはドールハウスを制作しているが、キーホルダーやペン立て、額、ダストボックスなどの小物も製造している。木それぞれの特長を活かしたものづくりを心がけ、シンプルで長く愛されるデザインを特徴とする。
店名の「こるぽっくる」はアイヌ語で蕗の葉の下にいる人の意味で妖精を表しており、自分の作品もお客様のそばでほほえんでいたいとの思いで名付けた。
木は切った後も生きているので難しい。木目に対して縦方向には動かないが、横方向には動く。そのことも計算して制作しなければならない。長く使ってもらうために通常よりも多く契(ちぎり)を入れたりして、十分すぎるだけの強度を持たせている。また仕上げに当たっても単純に塗装してしまうのではなく、木目や質感が最大限活かされるように使う材質によって変えるなどの工夫をしている。
木材は貴重な資源であるとの思いから、材料は余すことなく使い、その命に感謝して作品を仕上げている。上野村の自然や人間関係なども大きく作品に影響を与えている。
今までは万人に受けるデザインだったが、これからは本物を求める人のためのとがった商品も手がけていきたい。
代表:辻弘之

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